- コードNo.
- 23-904
「みんなで議論して考える~ 医療機関のサイバーセキュリティ ~」
趣旨
医療情報技師としてサイバーセキュリティ対策と管理を考える
医療機関でのサイバー攻撃による医療情報システムの被害は広く認識され、その影響が解消されるまでは医療提供体制が低下し、患者に不利益を長期間もたらすことが指摘されています。診療報酬改定では、400床以上の医療機関に対して診療録管理の見直しとして、医療情報システム安全管理責任者の配置と情報セキュリティ研修が義務づけられました。さらに、医療法の改正により医療機関にサイバー攻撃対策が義務づけられ、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」では、医療機関の経営管理者層が関わり、組織的にサイバー攻撃対策に取り組むことが強く求められるようになりました。
医療情報技師はこれに対応するために、情報セキュリティに関する知識や技術、経験を深める必要があります。本研修セミナーは、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」に基づいて、医療機関に求められる情報セキュリティについて理解し、実践的な知識や管理技術を向上させ、日常業務に役立てることを目的とするものです。
概要
- 日時
2024年 2月25日(日)10:30~17:00 (受付開始 10:00)
- 開催方法
- 集合形式・事前Eラーニング研修あり・グループワークあり(Web Live配信なし)
- 会場
- 受講料
- 10,000円
- 技師更新ポイント
- 10ポイント
- 募集定員
60名
- コードNo
- 23-904
- 募集期間
- 2024年 1月31日(水)正午まで
受講料の納入(振込)は 2024年 1月31日(水) 15時まで
内容・プログラム
今回のセミナーは、事前のEラーニング受講と集合形式のセミナーとの組み合わせで実施します。
セミナー当日までにEラーニングの受講
- 受講方法については、研修開催日のおよそ2週間前にメールにてお知らせいたします。
- 講義1~講義3の各コンテンツは、今年度開催の「めざせ!上級医療情報技師」の内容です。各講師のご所属は開催当時のものとなります。
- [特別講義]
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医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版を中心に
講師:一般財団法人医療情報システム開発センター・自治医科大学 山本隆一 先生 - 講義1
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ネットワークの計画 ~ 運用フェーズにおける基本と必須要件 ~
講師:国立がん研究センター 中島 典昭 先生 - 講義2
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医療情報管理と個人情報保護のための法令・ガイドライン
講師:兵庫医科大学 堀 謙太 先生 - 講義3
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医療情報システムの情報セキュリティ対策
講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 高井 康平 先生
セミナー当日
2月25日(日)10:30~17:00(受付開始10:00)
- 10:30~10:40
- 挨拶
- 10:40~11:40
-
講 演
医療情報システム担当者の運用フェーズにおけるセキュリティ業務
講師:武蔵野赤十字病院 医療情報管理課 尾喜 拓也 先生 (情報処理安全確保支援士) - 11:40~12:00
- 仮想医療機関・グループワークについての説明
- 12:00~13:00
- 昼休憩
- 13:00~15:30
-
グループワーク
・ノートPCをご持参ください。資料検索・整理・まとめ・発表等に使用します。 - 15:30~15:40
- 休憩
- 15:40~16:55
-
グループ発表(各10分)
・全体ディスカッション・課題の模範的解答などの説明・質疑応答 - 16:55~17:00
- 挨拶・終了
注意事項
セミナー当日の資料について
- 当日使用するハンドアウト資料は、研修開催日のおよそ2週間前に、資料ダウンロードサイトのURLをメールにてお知らせいたします。
- 当日、紙媒体の資料は用意しません。参加者ご自身で事前印刷や持ち込みPCへの保存をお願いします。
昼食について
- 昼食は用意いたしませんので、各自近隣の飲食店をご利用いただくか、弁当等をご持参ください。 ただし、弁当等をお持ち込みになる場合、ゴミは必ずお持ち帰りください。
その他
- 会場には参加者が利用できる無料Wi-Fiを用意します。
- 今回のセミナーは、集合形式となります。当日体調が優れない場合は、受講の見合わせにご協力ください。なお、体調不良により参加できない場合であっても、参加費は返金いたしません。
- セミナー受講に際しての交通機関、宿泊施設の利用については、すべて参加者の責任となります。これらのトラブルによりセミナーを欠席なさる場合、参加費返金等の対応はいたしかねますので、ご了承ください。
現在お申込みの期間外です。