- コードNo.
- 25-902-01 (東京), 25-902-02 (大阪)
みんなで議論して考える~IT-BCP策定と訓練 2025~
趣旨
医療施設におけるサイバー攻撃の被害は依然として深刻で、診療停止や患者の個人情報漏洩といった事例が後を絶ちません。これにより、医療機関は運営に大きな支障をきたし、患者の安全が脅かされるリスクが増加しています。このため、こうした脅威に直面した際に被害を最小限に抑え、迅速に診療体制を復旧させることが、関連する法令やガイドライン、診療報酬制度等でも強く求められています。そのため、IT-BCP の策定と定期的な訓練の実施が急務となっています。多くの医療情報技師がこれらの課題に対応していますが、「何から始めればよいか」「どう進めればよいか」「訓練はどう実施すればよいか」といった悩みを抱えているのが現状です。本セミナーでは、医療機関が直面するサイバー攻撃に対する具体的な事例や対策、IT-BCP の実践的な策定方法について解説します。さらに、グループワークを通じて実践的な知識を深め、各施設におけるIT-BCP の策定や訓練に役立てることを目指します。
本セミナーは、昨年実施したセミナーとほぼ同じ内容です。今回は、仮想医療機関モデルを100床~200床程度とし、より多くの参加者の方々に身近な環境でIT-BCP策定・訓練を学んでいただくことを目的としています。
概要
- 日時
東京 : 2026年1月25日(日)10時~17時(9時30分受付開始)
大阪 : 2026年2月 8日(日)10時~17時(9時30分受付開始)- 開催方法
- 現地集合形式で座学とグループワーク
- 会場
- 受講料
- 10,000円
- 技師更新ポイント
- 10ポイント
- 募集定員
50名
- 募集期間
- 2026年1月5日(月)正午 申込締切
2026年1月6日(火)入金締切 - 注意
- このセミナーは、集合形式のセミナーとグループワークの組み合わせで実施します。
1)セミナー当日の資料について
当日使用するハンドアウト資料は、事前に、ご自身でダウンロードをお願いします。セミナー開催日の約1週間前に、資料ダウンロードサイトのURLをメールでお知らせいたします。
当日、紙媒体の資料は用意しません。参加者ご自身で事前印刷などをしてご持参ください。
2)昼食について
いずれの会場も昼食を用意いたしませんので、ご注意ください。
会場での飲食は可能ですが、会場内を汚さないように注意してください。また、ゴミは必ずお持ち帰りください。
3)その他
駐車場はご利用いただけませんので、公共交通機関(電車・バスなど)をご利用ください。
今回のセミナーは、集合形式となります。当日体調が優れない場合は、受講の見合わせにご協力ください。なお、体調不良により参加できない場合であっても、受講料は返金いたしません。
セミナー受講に際しての交通機関、宿泊施設の利用については、すべて参加者の責任となります。これらのトラブルによりセミナーを欠席なさる場合であっても、受講料の返金等の対応はいたしかねますので、ご了承ください。
内容・プログラム
- 09:30~10:00
- 受付
- 10:00
- 開始・挨拶
- 10:00~11:30
-
講演 医療機関におけるIT-BCPとは?
講師 一般社団法人ソフトウェア協会 副会長 萩原 健太 先生 - 11:30~11:40
- 休憩
- 11:40~12:10
-
講演 IT-BCP訓練事例
講師 武蔵野赤十字病院医療情報管理課 課長 岡田 謙二郎 先生 - 12:10~13:10
- 昼食休憩
- 13:10~13:20
- アイスブレイク
- 13:20~16:00
-
グループワーク
仮想医療機関(200床)について、以下の内容をグループで議論し、IT-BCPを策定します。
その後、初動対応を中心とした机上訓練を通して、実践的な対応を体験します。
※医療機関のBCP策定ではなく、IT-BCPにフォーカスした策定・訓練研修です。 - 16:00~17:00
- フロアディスカッション・総括
- 17:00
- 挨拶・終了